中国語学習まとめ

上海から1dayトリップ南京へ

本ページは、プロモーションを含みます。

上海から南京へ日帰り旅行に行ってきました。

高速鉄道が走っているため、上海から南京まで最短1時間で行くことができます。1時間といえば大阪から京都の時間と同じ!ということは日帰りで行けると思い、日帰りで行ってきました。

上海からの1dayトリップにおすすめの南京を紹介します。

南京日帰り旅行のざっくり旅程

  • 08:00 上海虹橋駅 出発
  • 09:00 南京南駅 到着
  • 09:15 地下鉄 南京南駅から博物館へ移動
  • 10:00 博物館に到着
  • 10:10〜12:00 博物館内を見学
  • 昼ごはん
  • 13:00 明孝陵へ移動
  • 13:30〜15:30 明孝陵を見学
  • 16:00 夫子廟へ
  • 16:30〜17:30 老門東を散策
  • 18:00〜夜の南京を散策
  • 夜ごはん
  • 19:30 南京南駅到着
  • 20:30 南京南駅 出発
  • 21:30 上海虹橋駅 到着
高速鉄道は朝早くから便がありますが、1時間前に高速鉄道の駅に到着するということを考慮して出発の計画を立ててくださいね!地下鉄で高速鉄道の駅まで移動する場合は、地下鉄の始発の時間の確認もお忘れなく。

www.chaichaichina.com

南京ってどんな街

「南京」と聞くと思い浮かぶのは?

やっぱり戦争のこと。切っても切っても切り離せない過去の事実です。

今回私が南京に行きたいと思った理由は南京事件の博物館へ行ってみたかったからです。日中関係を考えるにあたって、過去のことであってもやっぱり知っておく必要がある歴史的事実です。

ネット上ではいろいろ意見が飛び交っていますが、実際に起こったことを「なかった」と主張することはやっぱり無理があります。広島の原爆博物館を見て、原爆が投下されたのは嘘だとは誰も言えません。

今回のメインは博物館を見学すること、その後紅葉の季節なので紅葉を見てきました。12月は南京事件が発生した月ということもあり、周りの状況が非常にナーバスになっているとの情報を提供してもらったので、取り急ぎの日帰り旅行です。

中国の近代史に興味がある方は1日ではとても見切れないので、1泊2日もしくは2泊3日で観光がおすすめです。

はじめての南京の印象

上海での生活に慣れたせいか、南京に降り立ったときになんとも言えない違和を感じました。大阪から東京へ行って新幹線で降り立った感じともまた異なる雰囲気。

地下鉄の安全チェックのお兄さんたちがとてつもなく長い警棒を持っていたからかなぁ。南京に来て上海が大都会であること(南京も都会です)、中国は広いということを再認識しました。

南京地下鉄の切符

南京の地下鉄は「トクーン」という丸いコインみたいなものです。おもしろいです。

アリペイがある場合は、アリペイの地下鉄QRコードから直接地下鉄に乗車することができます。便利すぎる。ここにある都市はアリペイで乗車可能です。おそらくほとんどの都市で使えます。

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外国人旅行者向けのアリペイ Tour pass でも地下鉄に乗れるのかが不明です。乗れたらめちゃくちゃ便利な旅行になると思います。

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アリペイ tourpass を使っている方で、上記の「transportationや乘车码公交」で検索して上のような画面が出てきたら、アリペイのアプリ上から切符を買わずに地下鉄に乗車することができます!

日本からだれかが遊びに来てくれたらお願いして試してみようと思います。

南京観光

それでは、実際に行ってきた南京の観光地を紹介したいと思います。

南京大虐殺事件の博物館

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正式名称は「侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館」です。

展示されていること全てが事実かどうかは置いておいて、戦争の悲惨さを実感できる博物館です。個人個人で感じ方や思うことは異なると思いますので、感想は控えたいと思いますが南京に行くことがあったら、ぜひ寄ってほしい博物館です。特に若い人にはせび行ってほしい。

時間の流れとともに戦争の記憶がどんどん薄くなって、世界各地で民族主義の動きが強まりつつある中、平和の大切さを再確認する必要があります。

  • 侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館の基本情報
  • 営業日:火曜日〜日曜日(定休日:月曜日)
  • 営業時間:08:30〜17:00(最終入場時間:16:30)
  • 入場料:無料
  • 所要時間:1時間半〜2時間
  • アクセス:地下鉄2号線 云駅2番出口より目の前
  • 住所:南京市建邺区水西門大街418号

明孝陵景区

紅葉を見るために世界遺産の明孝陵景区にやってきました。入場料70元が必要です。学割で半額になります。

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水に反射した木々がとても美しい。

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日本の紅葉とは少し違うけれど、清々しくて気持ちの良い散歩ができました。
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明孝陵景区はめちゃくちゃ広いです。全部回るには1日では厳しいかもしれません。
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明孝陵景区は全体が世界遺産となっています。有名な観光地である中山陵はこの明孝陵景区の中にあります。

中山陵は無料ですが人数制限があり、予約が必要なので忘れずに予約していってくださいね。私は予約が必要だと知らずに行ったら、当日の分はすべて売り切れで入ることができませんでした……。

中山陵の予約方法

WeChatから行うことができます。WeChatの検索欄に「中山陵」と入れると「中山陵预约(予約)」と出てくるので、こちらをクリックします。

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続いてこちらの画面になりましたら、「预约相关」を選択します。
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選択したら次の画面になるので、「景区预约」を選択します。
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そうしましたら、このような画面が出てきますので「点击开始预约」を選択します。
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ここでやっと予約の画面に到着です。こちらでも緑の「开始预约」を選択します。
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そうしましたら、注意事項についてずらっと記載があります。同意を示さないと予約できないので、一番下のチェックボックスにチェックを入れます。そのあと、「Individual Booking」を選択します。
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この画面の入力が完了したら、ようやく予約も終了です。身分証となっているところはパスポートに変更して予約をしてください!日時と時間と同行者を追加して「Submit」です。希望の日時が選択できない場合は、満員となっています。
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中山陵には行けなくて残念でしたが、紅葉が綺麗だったので明孝陵だけでも行った価値がありました!

  • 明孝陵景区の基本情報
  • 営業日:月曜日〜日曜日
  • 営業時間:06:30〜18:30(冬季:07:00〜17:30)
  • 入場料:70元(学割で35元)
  • 所要時間:2時間〜
  • アクセス:地下鉄
  • 住所:南京市玄武区石像路

夫子廟

孔子さんが祀られているという夫子廟です。南京の夫子廟は中国四大文廟の1つのようです。

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至る所にこのような像があります。
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孔子さんが祀られている夫子廟です。上海の豫園のような雰囲気です。観光地化されすぎていて私はあまり好きではありませんでした……。

夫子廟を見学するには入場料が必要です。今回内部は見学していないので、夫子廟の様子がどのようなものなのかはわかりません……。

夫子廟の入り口はどこかでみたことがあると思ったら、大学の入り口とそっくりでした。

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  • 夫子廟の基本情報
  • 営業日:月曜日〜日曜日
  • 営業時間:1日中(夫子廟内部見学:09:00〜22:00)
  • 入場料:無料(夫子廟内部見学は30元)
  • 所要時間:30分〜1時間
  • アクセス:地下鉄3号線夫子廟駅3番出口より徒歩5分
  • 住所:南京市泰淮区貢院西街53号

老門東

夫子廟が思っていたものと違ってぶらぶら街を歩いていた時にたまたま発見した老門東という場所です。雰囲気が抜群でした。わたしはとても好きな場所です。地元の人がたくさんいたので、現地では有名な観光地のようです。

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昔ながらの建物をリノベーションしてうまく使っていてとても風情があります。
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素敵です。
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綺麗に整備・掃除がされていてとても気持ちがいいです。
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昔ながらの建物が残っている区域です。雰囲気抜群で散歩するだけでたのしい場所です。何軒かお店がずらっと並んでいるので食べ歩きもできます。現地の人が並んで購入しているようなお店で買うのがおすすめです。

  • 老門東の基本情報
  • 営業日:月曜日〜日曜日
  • 営業時間:1日中
  • 入場料:無料
  • 所要時間:30分〜1時間
  • アクセス:地下鉄3号線武定門駅2番出口より徒歩15分
  • 住所:南京市泰淮区剪子巷54号

まとめ

中国はとにかく広い!地域地域によって特色が全然違うので、とてもおもしろい。

博物館の見学も紅葉狩りもできたので日帰りでしたが、行ってよかった南京でした。

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