中国の居留許可申請に必要な健康診断について

上海で居留許可申請のための健康診断を受けました。

中国に半年以上滞在する場合、居留許可を中国政府から得なければなりません。その居留許可を申請するためには、指定された健康診断を受診する必要があります。日本で受診することも可能ですし、現地で受診することも可能です。今回は上海にて健康診断を受診しましたので、詳細について紹介します。

居留許可のための健康診断の手続きの流れ

今回、私は上海交通大学が手配してくれた健康診断に行きました。大学への留学生であれば、おそらく大学が手配してくれるはずです。私は大学のバスで他の留学生と一緒に向かいました。

自分の国で健康診断を受けてきた人もそうでない人も行かなければなりません。私が行った健康診断の場所は「上海国際旅行衛生保健センター(上海国际旅行卫生保健中心)」というところです。

健康診断に必要な書類

健康診断に必要な書類を持って行く必要があります。これは留学X1ビザの場合です。

  • パスポート・ビザの原本とコピー
  • 入学許可証の原本とコピー
  • パスポートサイズの証明写真 3枚(日本から持って行った証明写真のパスポートサイズで大丈夫でした。中国で撮影したパスポートサイズの証明写真でももちろん大丈夫です。)
  • 現金:461元
  • 日本で健康診断を受診した場合、その書類

以上の書類を持って向かいます。証明写真の準備やコピーは中国でもできますが、可能であれば日本で準備しておくのがおすすめです。

健康診断の項目

健康診断の必要項目は中国国内でも都市によってバラつきがあるようです。そのため、日本で健康診断を受診していても不足する健診項目があった場合は中国でその項目だけ受けることになります。

上海での居留許可申請に必要な健康診断の項目

  • 身長・体重
  • 視力検査
  • 超音波検査
  • 内科検査
  • 胸部レントゲン
  • 採血

日本で受けてから渡航することも可能ですが、受け付けている病院が非常に限られている(東京にある日中友好病院と一部の国立病院に限ります)上に費用がかなりかかる(3万円ほど)ので、私は現地で全ての健康診断を受診しました。

日本から来ている留学生はほとんどが日本で受診していたようですが、他国から来ている留学生は現地で受診するという人がほとんどでした。

留学生が殺到するため、健康診断全てが終了したのは3時間後でした。

健康診断書の受け取り

健康診断書の受け取りは、自分で保健センターに取りに行くか郵送で配送してもらうこともできるようです。私の場合は大学でまとまって健康診断を受診したので、大学で受け取りが可能だということです。

まとめ

現地での健康診断が無事に終了しました。これで居留許可申請に必要な書類が揃いました。あとは居留許可申請を行うのみです。煩雑な手続きに悩まされ続けてきましたが、居留許可申請が完了すれば少し落ち着けそうです。

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