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HSPという言葉をご存知ですか?
HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であることがわかっています。
http://www.madreclinic.jp/pm-top/pm-symptom/pm-symptom-22/
HSPという言葉は、最近になって、ようやく注目されるようになってきた言葉です。
このように、HSPを紹介している私自身もHSPの一人です。
「HSP」や「繊細さん」という言葉が話題になることによって、
これまで感じていた「他の人とは違う何か生きづらいもの」の正体が少し明らかになったようにも感じます。
本日は、HSPの方に向けて個人的おすすめのストレス解消方法を紹介したいと思います。
HSPのおすすめストレス解消方法は、
ずばり、語学学習です。
このように言うと、
- え?語学学習??
- 英語は苦手でねぇ……
という声があちらこちらから、聞こえてきそうです。
しかし、私なりの根拠があるため、下記で詳しく説明していきたいと思います。
結論から述べると、
言語を切り替えることによって、日本語を忘れる=日常の悩みから少し離れることができるから
です。
- 「言語を切り替える??は???そんなん無理やし〜」
- 私、バイリンガルではありません
という声が聞こえてきます(笑)
では、ここでもう少し簡単に考えてみましょう。
言語が変わると性格が変わる説
あなたが英語(外国語)を話すとき、性格が少し変わる感じがしませんか?
しませんか……(笑)
では、もう少し踏み込んでみましょう。
多言語話者の様子や外国人が日本語を話している様子は、おそらく一度は目にしたことがあると思います。
ありますよね?(強制)
そのとき、相手の様子を注意深く観察したことはありますか?
私の観察では、
話す言語によって、相手の性格や雰囲気が変わる
ということがあります。
例えば、わかりやすい例を挙げるとすると、
- (英語)Hey~! What’s up, bro!(ハイタッチ)
- (日本語)こんにちは。よろしくお願いします。(ぺこり)
これは、全くの同一人物です。
どうでしょうか?少しイメージが湧いてきましたか?
同一人物であるにも関わらず、言語を変えるだけで別人のようになることがあります。
これは、
- 母語である
- 自分が慣れている言語であるから饒舌になる
などいろんな意見があるかと思いますが、大きな原因は言語そのものにあると私は考えます。
中国語の事例紹介
例として、中国語の事例を紹介したいと思います。
私はみなさまがご存知のように中国語を勉強しています。
中国語には、
- 日本語よりも音の高低差が大きい
- 大きな声で話さないと相手に伝わらない
- グイグイ主張する必要がある言語
- ポジティブワードが多い言語
という特徴があります。
すると、中国語モードの時には、必然的に大きな声で話さなければならないという状態に陥ります。
また、中国語は、日本語のように曖昧な受け答えではなく、グイグイ主張していくタイプの言語でもあります。
そして、中国語の何より良いところは、ポジティブワードが多いところ!!!
例えば、
- 周末愉快(よい週末を)
- 祝你每天开开心心(毎日楽しく過ごしてね)
- 开心就好(楽しかったら、それでいい)
- 你想做什么就做什么(やりたいことをすればいい)
など、日常的にプラスのポジティブワードをたくさん使います。
自分も相手にポジティブワードをたくさん伝えることができるし、相手からもたくさんのポジティブワードを受け取ることができて、とてもハッピーな気持ちで過ごすことができます。
さて、中国語への愛は一旦おいて、本題に戻ります。
上記で検討してきたように、言語によって、思考方法が異なります。
それが原因となり、
異なる言語環境下では、同一人物でも性格が変わったようになることが起こりえます。
そして、この性質を上手く活用しようというのが、本記事のメインテーマです。
HSP気質の方は、様々なことに敏感に感じてしまい、疲れやすく感じてしまったり、ストレスをため込んでしまうことがあります。
私個人の主張は、少しでもストレスを解消するために、日本語環境(現実逃避するために)から離脱するために有効な方法が、言語学習であるということです。
言語を切り替えることによって、日常のストレスから少し解放されるというメリットがあると考えています。
実際に、私も言語を変えることによって、ストレス発散しています。
では、ここからは、みなさんが一番気になるであろう、言語学習を活用したストレス解消方法の具体的な方法について紹介します。
前提条件があります
海外ドラマ等を日本語字幕なしで理解することができる(もちろん日本語吹き替えもNG)
外国語字幕のみは可
まず、最初に注意事項があります。ここまで読んでいただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。
ストレスを解消するためには、その言語にどっぷりと浸かって、日本語の脳内スペースを減らす必要があります。
そのため、このストレス解消方法を実施している間は、基本的に日本語を混ぜるということはおすすめできません。(没頭できないため)
そのため、上記のような前提条件「海外ドラマ等を日本語字幕なしで理解することができる」という条件を設けております。
ここで、「うわ〜自分にはまだ海外ドラマ日本語なしで見るなんて100年早いわ〜」と思ったら、ちょっと待ってください。
実は、もう十分日本語の情報なしで海外ドラマを視聴することができるレベルに到達しているにも関わらず、自分で自分を制御してしまっている可能性もあります。
中国語ならHSK4級レベルであれば、ドラマを見始めても良いと思います。教科書の中国語と生きた中国語の差の大きさに最初は唖然とするかもしれませんが、意外と没頭して(沼にはまって)しまいます(笑)
具体的な没頭方法
最後に、具体的な没頭方法について紹介します。
前提条件をお話しした時点で勘の良い方はおそらく気がついているでしょう。
そうです!!その通りです!!
海外ドラマを夢中で見まくります!!!以上!!!!!
とりあえず、嫌なことを考える隙を脳に与えないということが非常に重要です。
大切なことなので、もう一度言います。
嫌なことを考える隙を脳に与えないことが大事です。
つまり、日本語を脳の片隅に追いやる+ドラマに没頭することで実現できます。
そのため、日本語のドラマや映画、日本語字幕・吹き替えを活用すると、効果が半減以下になってしまいます。
泣いたり、笑ったり、海外ドラマに没頭することで、現実逃避しましょう。
*尚、この方法によりドラマの沼から抜け出せなくなってしまい、日常生活に支障をきたす場合もございます。(経験済み)お気をつけくださいませ。
何のドラマから見始めたら良いのかわからないという場合は、こちらを参照ください(*中国語です)
また、もしHSK5級取ってからの方が安心♡ということでしたら、こちらをご参照ください。
ありがたいことに、HSK5級対策の記事が当ブログで最も読まれています。当ブログで紹介した参考書をたくさんの方に購入していただき、本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございます。
「よ〜し、これを読んで語学の学習始めるぞ〜」という気になった方には、こちらの記事がおすすめです。
本記事で述べてきたように、言語には思考方式をガラッと変えてしまう麻薬のような?作用があります。
私が今できる言語は、英語と中国語のみですが、より多くの言語と新しい思考方式に出会うため、新しい言語にも挑戦しています。
現在は、韓国語を「海外ドラマ等を日本語字幕なしで理解することができる」のレベル到達目指して頑張っています。
本日は、少し特殊な?独特な?HSPのストレス発散方法について紹介しました。
言語は、あくまでも手段でしかありませんが、その手段は大きく私たちを成長させてくれます。
これを機会に、多言語に触れてみませんか?