中国語学習まとめ

中国の高速鉄道の乗り方〜チケット購入から乗車まで

本ページは、プロモーションを含みます。

初めて中国の高速鉄道・高铁(ガオティエ)に乗りました。

中国の高速鉄道駅は複雑かつとにかく広い!初めてだと戸惑うシステムだったので、詳細に紹介したいと思います。

高速鉄道のチケット購入から乗り方まで

人口が世界一多い中国ですので、高速鉄道の駅は当然かなりの混雑です。当日駅で購入するのは困難なので、チケットの事前予約から当日の乗車方法まで詳しく紹介します。

高速鉄道乗車までの流れ

  • ネットで事前にチケットを購入
  • 当日駅でチケットを引き取る
  • セキュリティチェックを経て駅構内へ
  • 乗り場前の待合場所で待機
  • 乗車券に記載の車両・座席番号へ

チケット購入

まずはチケット購入です。

あらかじめネットでチケットを購入しておくのがおすすめです。当日だと買えない場合が多いです。予約するときに使うのは、Trip.comです。日本語で検索できるので、中国語ができなくても大丈夫です。

スマホのトップ画面から「列車」を選択します。

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出発地と目的地、乗車日を選択します。1ヶ月先までの切符が予約可能です。

学生票というのがありますが、こちらは学生が家に帰るときに使える期間限定の学割です。旅行や外国人は使うことができませんので、普通料金で購入します。
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検索したら、ずらーっと便と時間と料金が表示されます。ネットで購入せずに駅で直接購入する場合も、このアプリを時刻表や切符の残席を確認するのに利用できます。
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自分が乗りたい便が決まったら、選択して席のグレード(ビジネス・1等・2等)を選択します。新幹線の普通車が2等に相当すると私は思っています。新幹線よりはうるさいです(笑)静かな席がいい場合は1等席をおすすめします。
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座席のグレードが確定したら、乗る人の情報を入力していきます。

パスポート番号が必要です。

  • 飛行機と同じでパスポート番号や名前のスペルを1つでも間違えると乗れないので注意が必要です。

名前は漢字ではなく、パスポート通りローマ字(姓→名の順)で入力しておくと確実です。
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乗る人全員の情報を入力できたら、座席を選択して支払いへ。2等席の場合は、5列シートが一般的です。
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中国語でも大丈夫!という方はTrip.comの中国版「携程旅行」のアプリからも同様に予約することができます。Trip.comは予約手数料がかかりますが、携程旅行での予約の場合は手数料はかかりません。

MEMO
突然高速鉄道のチケットを買うことができなくなるという事態が発生しました。心配な方はTrip.comからの購入がおすすめです。どうしても手数料なしで購入したいという場合は、中国高速鉄道の公式サイト12306.comのサイトからご購入ください。なお外国人が12306.comを経由してチケットを購入するためには、審査が必要です。下記は参考程度にご確認ください。
【中国】高速鉄道のチケットが買えなくなりました

携程旅行のトップ画面から「火车」を選択します。

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ここからは先程と同じ流れです。出発地と目的地を入力して、日付を指定して検索します。
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先程と同じように、便がずらーっと表示されます。自分が乗りたい便を選択。
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今度は何やら3つ予約の方式が出てきました。1番上の「12306预订」というのは、中国鉄道の公式サイトから予約するものです。こちらの場合、切符の料金以外に手数料はかかりません。下2つは、キャンセルや変更の場合に便利ということで手数料がかかります。

特に何も希望がなければ、「12306」の予約で大丈夫です。
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この後、Trip.comと同様にパスポート番号と名前を入力して、座席を選択して予約完了です。

チケットを受け取る

ネットで予約した場合でも、チケットを受け取る必要があります。当日駅で受け取ることもできますし、前日までに駅で受け取ることもできます。発車する駅でない場合、手数料として5元がかかるようです。

そのため、当日に切符を受け取る場合には遅くとも1時間前に高速鉄道の駅に到着するのが良いです。

チケットの受け取り方

中国の身分証明書がない私たちは有人カウンターでチケットを受け取る必要があります。

下の「售票处 Tickets 」と書いている場所ならどこでも受け取り可能です。窓口がたくさんありますが、どこに並んでも対応してくれます。混む時間帯はかなり行列になるので注意です。

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受け取りの際には、予約時のパスポート(全員分)+ローマ字(EやGなど)から始まる10桁の番号を伝えます。メモに書いて渡すとスムーズです。

駅構内へ

チケット受け取りが完了したら、駅に入場です。(駅によっては入場してからでもチケットを引き換えることができますが、引き換えてからの入場がおすすめです。 →ほとんどの駅では乗車券がないと駅構内に入場できないということがわかりました。チケットを受け取ってから駅構内へ入場です。)

MEMO
大きな駅ではパスポートさえあれば、乗車することができます。ただ下車駅で切符を求められることもあるので、やはり取票(チケット引き換えの中国語)は必要です。また状況が変化しましたら更新したいと思います。

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無事にチケットを受け取ることができたら「出发层 departures」を目指します。出発階は駅によって異なります。2階のところもあれば、3階のところもあります。

空港のように広いし、飲食店もたくさんあります!
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入り口に着いたら、中国の人は自動ゲートの機械で身分証明書で入場できますが、私たちはできないので人がいるところ(必ずだれかいます)に行ってパスポートと切符を提示して確認をもらいます。外国人向けに特別な窓口がない場合があるので、とりあえずそれっぽい人のところへ行けば大丈夫です。

その後、いつものようにX線検査とボディチェックを受けて駅に入場です。混んでいるときはここでかなり時間がかかるようなので早めの到着を!

駅は広いし人も多い!
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自分のチケットに書いてある、もしくは電光掲示板に表示された入り口の前で待機します。

  • 检查:1A

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チケットの右上に場所の表記があります!

待合場所にはトイレもあります。使えるレベルのきれいさです。トイレットペーパーはありません。上海虹橋駅で初めて和式の便器の向きが反対になった便器を見て驚いてしまいました。中国ではドア側を向いてしゃがむようです。

ホームへ入場

15分ほど前になったらホームに入ることができます。それ以前から中国の方々は列をなしていますが、指定席なので焦らなくても大丈夫です。

ただ、ホームは広いので発車時刻の10分前には検査口の前に到着しておくのがおすすめです。定刻で発車します。

ホームに入るときにはパスポートが必要だったり、乗車券だけで大丈夫だったり駅によって様々です。乗車券の場合は、切符を通す改札があります。

パスポートが必要な場合は、中国の方々は身分証明書をかざして入場されるので、係りの人がいるところへ行ってパスポートを確認してもらいます。

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新幹線みたいです。

高速鉄道の座席の確認方法

チケットの乗車車両と席を確認します。

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  • 车→車両番号
  • 号→座席番号
  • (例)「10车13F号→10号車の13F座席」

車内の様子(二等席)

さすが中国ということで、お水とお湯と紙コップもしっかり用意されています。カップラーメンを作ったりお茶を飲むこともできます。
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座席や車内はこんな感じ。想像していたよりもかなりきれいです。座席は硬め。
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到着後、駅から出るとき

入るときには使用した乗車券を改札に通してor係りの人にパスポートを提示して完了です。改札に通してもチケットは戻ってくるので記念として持って帰りましょう!

以上が中国高速鉄道のチケット購入から乗車までの流れです。上海からであれば、杭州・蘇州・南京へ日帰り旅行が可能なので、上海旅行の日程が余る!という場合はぜひ検討してみてください!

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まとめ

  • 高速鉄道のチケットは事前に購入
  • 駅には遅くとも1時間前に到着を!
  • 10分前には入り口へ!

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