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上海市歴史博物館へ行ってきました。
上海市歴史博物館は、古代から近代までの上海の歴史を当時使用されていた看板などとともに学ぶことができる博物館です。上海には博物館が多いので、最近はよく博物館へ行っています。
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上海の歴史を学ぶ「上海市歴史博物館」
上海市歴史博物館は、古代から近代までの上海の歴史を学ぶことができる博物館です。
上海市歴史博物館の基本情報
- 営業日:火曜日〜日曜日(定休日:月曜日)
- 営業時間:09:00〜17:00(最終入場時間:16:00)
- 入場料:無料(パスポート必要)
- 所要時間:1時間〜2時間
- アクセス:地下鉄1号線・2号線・8号線 人民広場駅11番出口より徒歩5分
- 住所:上海市黄浦区南京西路325号
上海市歴史博物館へ入場
上海市歴史博物館は入場料が無料です。入る時にはパスポートの提示が必要とのことですが、提示は求められませんでした。館内に入る前には恒例のセキュリティチェックがあります。
古代の上海
まず最初は古代の上海からスタートです。
古代の上海について地図や当時の物品が展示されています。
古代の上海については特に特筆するような点はなく、一般的な歴史博物館のようでした。
これは刺繍です。細かくて綺麗だったので、思わず写真を撮ってしまいました。
近代の上海
古代の上海のコーナーが終了したら、いきなり次は近代の上海のコーナーです。時代が結構飛びます。上海市歴史博物館は近代の上海租界の展示がメインの博物館のようです。
これは昔の結婚証です。中国建国70周年の記念展示で展示されていました。今も中国では結婚証があるようです。
近代上海のコーナーに入ると租界時代の看板やお金の展示があり、大変興味深いです。
大きな看板もそのまま展示されています。
これは当時の本です。教科書に載っているような本!
中国語と英語の両方で表記されているのが租界時代を感じさせます。
序盤までは租界時代の展示品が並びますが、後半戦はやっぱり戦争のこと。避けては通れない歴史です。南京や重慶、満州など教科書に載っているような場所に日本軍が侵攻したことは知っていましたが、まさか上海まで占領していたとは知りませんでした。
反省です。
後半の戦争の展示では、日本軍の占領布告の証拠が展示されていたり、日本軍が占拠している写真が飾られていたり、反日抗戦について展示があったり。
写真は出版物の検閲について日本軍が発布したものです。
戦争は昔のことだけれども、やっぱり絶対に忘れてはいけないことで絶対に避けては通れないものなのだと実感しました。
上海に日本軍が侵攻していたという事実を知らなかったことは本当に反省するべき点です。
その上で、上海に来てから私は日本人だからといって差別されたり、嫌な思いをしたことはありません。(残りの留学生活では何が起こるかわかりませんが。)なんと言葉で表現したらいいのかわからないけれど、中国の人々が人種に関わらず私を一人の人として接してくれていることに感謝です。
最後は上海が戦後どのように国際都市として発展したのか、これからの上海の役割などが展示されていました。
これにて上海市歴史博物館の見学は終了です。
まとめ
上海市歴史博物館へ行ってきました。後半は戦争の内容で暗い内容となってしまいますが、上海の租界当時の様子を実物とともに知ることができる博物館なので、上海の歴史を知りたい人にはおすすめの博物館です。租界時代の展示物はおもしろいですよ!