上海交通大学での授業について紹介します。
上海に留学に来てから約1ヶ月半が経過し、やっと生活にも慣れて来ました。生活に慣れたら、1日が終わるのが恐ろしく早くて驚いているところです。今回は、上海交通大学での授業について紹介したいと思います。
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上海交通大学での授業
私が現在履修しているのは3科目です。え。3つだけってなるかもしれませんが、めちゃくちゃしんどいです。私の語学力不足にもよると思いますが。
授業時間
授業時間は日本と同じで1コマ90分です。間に謎の10分間の休憩が設けられていますが休憩する先生はおらず、フルで90分の授業が行われます。
中国の大学の授業は朝早く夜も遅いです。これでもかというくらい学生は勉強し、先生たちは働きます。
授業の雰囲気
授業の雰囲気についてですが、これも日本とよく似ています。
中国の学生は1日に取るコマ数が多く、朝8時から夜の8時までびっちり詰まっているのが普通だそうです。そのため、日本のように熱心に聞いている学生もいれば、スマホをいじっている学生もいれば、内職しているのに先生に媚を売っている学生もいます。国は変われど、ここは同じです。
教室はだいたいこんな感じです。
授業の進め方
授業の進め方も日本とよく似ています。基本的に先生が一方通行で講義をして、そのあとグループでディスカッションして代表者が答えたり、コメントペーパーを提出したり。
欧米のように日本と授業形態がガラッと変わるということがなかったので、この点に関してはスムーズに慣れることができました。
授業の課題
授業の課題が多い!中国の学生は宿題を出さないと勉強しないのかと思ってしまうくらい宿題だらけです。塾の宿題に追われていた中学校時代や予習に追われていた高校時代を思い出します。
日本の大学生が勉強しなさすぎというのはあるかもしれないけれど。
授業その1
私が受けているそれぞれの授業についてかるーく感想などを述べたいと思います。
1つ目は中国と海外の文化交流の歴史について。シルクロードがどのように開かれたのかなどなど。結構おもしろいです。みんなで博物館に行くフィールドトリップもあります。
欧米系の留学生も受講しています。これは英語で受講している授業です。
英語で受講しているということもあり、前日に180ページくらいあるReading Listが送られてきます。どうして前日に送ってくるんだと思いながら、毎週必死で読む次第でございます。
私はそんなに英語ができる訳ではないのですが、中国語の授業が難しすぎて全て英語の授業にも関わらずまだマシに感じています。
英語の授業の方がマシやわ〜と言っていますが、だんだん中国語に慣れてしまったため、あとで英語に苦しむこととなりました……。
授業その2
2つ目の授業は学科に限らず誰もが受講できる授業です。内容は異文化交流と文化の差異について。これは中国語で受講しているのですが、周りが全員中国人学生というたまげた状態です。ついていくので必死。
授業登録する前に
ちゃい
と先生にメールで確認したら
先生
と言われたにも関わらず
いざ参加してみたら、中国人とグループワークがあったり、中国語で書かれた本を読んでそれをみんなの前で発表しないといけなかったり、地獄すぎる……。
先生に
ちゃい
と挨拶しに行ったら
先生
と聞かれてしまいました。
ちゃい
と一人で思わずつっこんでしまいました。中国の人はだいたいこんな感じで適当なのかな……。
HSK5級を取得して行ったけれど、私は中国語学科ではないので中国人が本気で話す中国語を聞く練習も自分の意見を伝える練習も全然できておりません。
それでも、私の拙い拙い文章を添削してくれたり、拙い中国語でも熱心に耳を傾けてくれたり。
この授業を受けていなかったら、現地の中国の学生がどんな風に物事を考えていて、どんな風に人と接していて、どんな風に授業を受けているのかわからなかったであろうから履修してよかったと思うことにしたいと思います。
あと10回で終わりだから頑張って行こう。(あと10回もある……)
「中国語学科ですか?」って聞かれることが多いから、交換留学でなおかつ語学留学ではなくて本科に混じるということはやっぱり中国語学科くらい特訓を積んでいないとダメだということなのかな。
私は上海に来てから語学生として留学に来た方がよかったのではないかと何度も思うくらい、第二外国語での交換留学の難しさを痛感しています。でも、一度しかないチャンスだから思う存分やりたいようにやってやります!
無事にレポートも書き上げ、単位をいただくことができました。めちゃくちゃしんどかったけれど、間違いなく受けてよかった授業でした。苦労は勝手でもしろとはこういうことです。
授業その3
授業その3は中国の経済発展についての授業です。これは割とアジア系の留学生が多めの授業。
中国がいつから発展してきたのか、都市と農村にはどのような問題があるのかと勉強しております。教壇に立たれる先生の知識が豊富で、色々な角度から物事を考える機会を作ってくださいます。留学生が多めの授業ということもあり、なんとかついていける状況です。
まとめ
上海交通大学の授業についてでした。正直なかなかハードです。特に現地の人たちに混じっての授業は本当にきつい。でも1年だけの留学だからチャレンジです。後にも先にも1度しかない留学「やらぬ後悔よりやる後悔」のスタンスで過ごしていきたいと思います。
コメント失礼いたします。
上海交通大学へ英語での留学を考えていますが、ちゃいさんは何学院に入っていましたか?
どの学院に入っても英語の授業は履修可能でしょうか?
コメントありがとうございます!
私は、人文学院に所属していました。履修したい科目(専攻したい学科)がある学院に入るのが一番良いと思いますが、履修登録はオンライン上で行うので授業が被らなければ履修可能でした。私は勝手に徐汇キャンパスと闵行キャンパスを移動して履修していました。
ご自身で学びたいと思っている事柄があると思いますので、「English coursesやenglish taught programs」で検索してみたり、どの学院が英語開講があるのか上海交通大学にメールで問い合わせてみると良いと思います!返信が遅いことが多いので、あまりにも返信が遅ければ再度問い合わせるくらいの気持ちで!
実りある留学になリますように。