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ユーレイルグローバルパスを使ってみてわかったメリットとデメリット

ヨーロッパを周遊するときに、利用を検討するであろうユーレイルパス

私はユーレイルグローバルパスを使って旅行してきました。実際に使用してわかったメリットとデメリット、反省点について紹介します。正直、使い方をイマイチ理解していないまま旅行へ出かけてしまったので、多くの反省点が出てきました。使ってみてわかったユーレイルパスの賢い使い方について紹介していきます。

この記事は

  • ユーレイルパスの利用を考えている人
  • ヨーロッパで鉄道を使って移動を考えている人

におすすめの記事です。

ユーレイルパスとは

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ユーレイルパスは、ヨーロッパ内の鉄道が乗り放題になるパスです。イメージとしては、外国人の日本の新幹線乗り放題チケットのようなものです。日本でも外国人のみが利用可能であるように、ユーレイルパスもEU圏以外の人が利用可能です。

また、ユーレイルパスにはさまざまな種類があり、1カ国内のみ利用可能なものから加盟国28カ国で利用可能なものまであり、使用期間も自分の旅行日程に合わせて選択することができます。

今回私が旅行をするにあたり、調べてみたところ以前まで発売されていた2カ国、3カ国セレクトパスがなくなっていました。複数の国を周る計画を立てていた私はユーレイルグローバルパスの2ヶ月内10日有効パスをユーレイルジャパンで購入しました。

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こちらが今回私が実際に使用したユーレイルパスです。行程がぴったり終わりました。

ところで、ユーレイルパスは細かく色々なルールが定められています。今回使ってみてわかったメリット・デメリットについて順に見ていきます。

ユーレイルパスの使い方

まず最初にユーレイルパスの使用方法についてです。

最初に使用する駅でアクティベーションが必要です。私はワルシャワ中央駅で行ったのですが、窓口のおばちゃんが不機嫌でアクティベーションのハンコを押して終わりました。

ちゃい

パスポートナンバー書いて
自分で書いて

駅のおばちゃん

だって。適当かい。

本当は駅で

  • パスポートナンバー
  • 使用開始日
  • 使用終了日
を記入してもらう必要があります。おばちゃんは書いてくれなかったので、自分で記入しました。

しつこいようですが、本当はおばちゃんが書くものです。駅に持って行く前にあらかじめ自分で記入しておくと無効になりますのでご注意ください。私のユーレイルパスがちゃんと使えてよかったです。

もう一点注意点があります。私はフレキシータイプだったので、使用日を毎回自分で記入しました。この記入を間違えてしまうとその日は無効になってしまうようで、慎重に慎重に記入しておりました。

が、しかし腕時計の日付が時差でおかしくなっていて、間違えて書いてしまいました。とりあえず上から黒くグリグリして列車に乗り込みました。

回ってきた検札のおじさんが優しくて

Next time, When you write it down, be careful.

検察のおじさん

と言って見逃してくれました。

ちゃい

ありがとうおじさん

という訳で今回たまたま優しいおじさんだっただけである可能性もありますので、みなさん日付を記入するときはくれぐれもご注意ください。

ユーレイルパスのメリット

続いてユーレイルパスのメリット・デメリットについてです。まずはユーレイルパスを使用するメリットについてです。

  • 毎回切符を買う必要がない
  • 時間、目的地を決めずにふらっと旅ができる
ユーレイルパスのメリットはなんといってもこれ!毎回毎回切符を買う必要がなく、「今日はどうしようかな〜」とふらっとした列車の旅が楽しめることです。

ヨーロッパの鉄道は早割があり、出発の約3ヶ月前から乗車券を購入することができます。この早割を使うととてもとても安く切符が買えるので、価格で見るとユーレイルパスの方が若干高くなるかと思います。

しかし、今回のヨーロッパ旅行では2〜3日でどんどん移動をしていくような旅程だったので、時間をいちいち指定して乗車券を買うことがめんどくさく、ふらっと乗れるユーレイルパスを購入しました。今から考えてもこの選択は正解だったと思います◎

ユーレイルパスを使うデメリット

私が考えるユーレイルパスを使用するデメリットです。

  • 追加で座席指定料金がかかる場合がある
  • 満員で座れないこともある
国際列車やTGVでは、ユーレイルパスを購入していても追加の座席料金がかかります。

追加料金がかかることはわかっていましたが

  • どの電車で必要なのか
  • この電車はそのまま乗っていいのか?

とわからないことだらけでした。旅行中に座席指定が必要かどうかの調べ方がわかりましたので、共有したいと思います。

ちゃい

もっと早く知っておきたかった

またフランクフルト〜ミュンヘン間はちょうどイースター休暇でみんなお休みだったのか、満席で座ることができず。3時間立ちっぱなしでした。長時間列車に乗ることが事前にわかっていて、かつ座席指定ができる列車であれば座席指定するのも手だと思います。

ちなみに座席指定があるけれど、ユーレイルパスだけで乗車することができる電車の場合、座っても良い席かどうかは座席の上をチェックします。座席の上に下の写真のようなものがあります。ここが赤くなっている場合は指定席、何も書かれていない場合はユーレイルパスのみで座ってOKです。

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ユーレイルパスに加えて座席指定券が必要かどうかの調べ方

ユーレイルパスに加えて座席指定券が別途必要かどうかの調べ方を紹介します。

前回こちらの記事で紹介したRail Plannerを使用していきます。

ヨーロッパ周遊旅行のルート決め方のコツ

アプリのアップデートがあったようで、画面の仕様が変更されていますがお気になさらず。

実際にルートを調べてみます。出発地と現在地を入力して検索すると下のような画面が出てきます。

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ここで注目してほしいのは「Additional reservation needed」です。この記載がある場合には、ユーレイルパスを持っていても必ず座席指定券を購入する必要があります。

次に、座席指定が必要ない場合を見てみましょう。

「No reservation needed」にチェックを入れて調べます。

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すると先ほどは表示のあった「Additional reservation needed」の表記がないことがわかります。この場合、座席指定券が不要でその国で適用するユーレイルパスを持っていれば、ユーレイルパスのみで乗車することができます。

1枚目の画像で05:49の電車には「Additional reservation needed」の表記がないことから、05:49の電車であれば、指定席券不要で列車に乗車することができます。

この方法を使用して、別途指定席を買わなければならないのかチェックしてみてください。

ユーレイルパス利用の反省点

タリスやTGV・フレッチャロッサを利用するときには、座席指定が必要です。事前の下調べで理解していたのですが、2ユーロでできると書いてあったので、現地で予約をしました。

券売機で簡単に購入できると思っていたのですが、指定席のみ購入する仕方がわからなかったので、毎回窓口に並びました。TGVは毎回20ユーロレッチャロッサは毎回10ユーロかかりました。

タリスに至っては、ヨーロッパのイースター休暇と重なってしまい、まさかの空席なし!震えました。しかしどうしてもその日中にパリからアムステルダムまで移動したかったので、窓口のお姉さんに懇願してTGVを乗り継いでブリュッセルまで行き、そこから座席指定不要のIC(インターシティ)でとことこアムステルダムまで向かいました。正直、時間があるからこそできたことだと思います。窓口に並ぶ時間、追加料金などお金も時間も使ってしまったので、次は絶対に早割で予約します。

次にユーレイルパスを使うときはこうする

上記のユーレイルパス利用の反省点を踏まえて、次にユーレイルパスを利用するとき、次にヨーロッパを旅行する時の戦略について考えてみました。

  • タリスやTGV・フレッチャロッサを利用する、つまりフランス・イタリア中心に旅行するときには、ユーレイルパスを利用せずに3ヶ月前から予約する
  • ユーレイルパスに追加料金を払って座席指定券を買わなければならない国々を旅行する場合は、ユーレイルパスを購入せずに個別で特急券を購入する
  • 1日の短い移動ではユーレイルパスを利用しない

3ヶ月前の早割を利用したら、ユーレイルパスを利用した際の座席指定料金(20ユーロ)ほどで利用可能です。

また今回私は要領が全くわかっていなかったため、1日の短い移動でもパスを使用してしまっていました。次に使うときには、今回使用したタイプよりも3〜4日期間が短いタイプのユーレイルパスにしてTGVとタリス、ワルシャワ〜クラクフ間は前もって乗車券を予約しておこうと思います。

まとめ

  • 複数国(3ヶ国以上)周るときにはユーレイルパスがおすすめ
  • フランス・イタリアなど座席指定券が必要な国中心の旅行には、事前にチケット手配がおすすめ

デメリットや反省点はありますが、ふらっと気軽に列車に乗れるユーレイルパスは快適そのものでした。反省点を活かしつつ、次にヨーロッパに行くときにも使いたいと思います。

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