中国語学習まとめ

想像と異なるカルチャーショック

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想像と異なるカルチャーショック

留学に来て早くも2ヶ月が経過しました。11月の頭に中国国際輸入博覧会があるためなのか、VPNに全く繋がらない状況となっている今日でございます。

留学中は必ずカルチャーショックが起こるよと再三にわたって色々な人から言われ続けてきました。しかし、私が想像していたカルチャーショックと実際に体験したカルチャーショックは大きく異なるものでした。

留学生活におけるカルチャーショック

「カルチャーショック」この言葉はよく聞く言葉ですが、私が留学前に想像していたカルチャーショックと現実に体験したカルチャーショックは全く異なるものでした。今回は、私が想像していたカルチャーショックと現実のカルチャーショックの違いについて紹介したいと思います。

想像していたカルチャーショック

まず最初に私が留学前に想像していたカルチャーショックについてです。私が想像していたカルチャーショックを列挙したいと思います。

  • 日本食が恋しくなる
  •  世界各国から来る留学生と交流して文化の違いにびっくり
  • 中国の文化や生活習慣に馴染めない
  • 家に帰りたくてたまらなくなる
  • 「ショック」という言葉の通り頭を殴られたような衝撃を食らう

私が想像していたカルチャーショックは良くも悪くもポジティブなカルチャーショックでした。新しい異文化を体験できる!とか違和を感じながらもこれが留学か!と感じるような。それがカルチャーショックだと思っていました。例えば、海外の食事は多すぎて食べきれない!とか。

現実のカルチャーショック

では、現実に体験したカルチャーショックはどういうものだったのでしょうか。私が体験したカルチャーショックはホームシックに近いのかもしれません。

  • とにかく毎日が不安
  • 孤独で震える
  • 中国語を使うのが怖い
  • この地で1年間過ごすという絶望感
  • 周りを見る余裕がない

なぜだかわからないけれど、不安や孤独という要素がかなり大きかったです。ここで1年間過ごすのかと思うと恐ろしくて震えました。これまで自分の周りにはたくさんの温かい人がいたということを改めて認識します。

カルチャーショックは一般的に下記の段階を経て異文化に順応できるとされています。

  1. ハネムーン期
  2. ショック期
  3. 順応期
  4. 受け入れ期

新しい世界が何もかも新鮮で楽しい!みたいなハネムーン期は私には訪れず、ショック期から留学生活が始まったのでなおさらカルチャーショックが自分の想定していたものと大きく異なったのだと思います。これまで何度も海外旅行へは行っていますが、1年間も一人で海外で生活するというのは初めての体験。留学へ出発する日、いつもはワクワクする空港で心臓のバクバクが止まらずに不安でいっぱいだったことは忘れられません。

1ヶ月が経ち、1ヶ月半が過ぎた頃、ようやく足が宙に浮いていた状態から足が地について落ち着いて生活できるようになりました。この頃からやっと自分が当初想像していたカルチャーショックを感じるようになりました。しかし、落ち着いて生活できているので、物事をかなり客観的に見ることができています。「日本と全然違う!いやだ!」ではなくて「中国ではこうなんや〜へえ〜なるほど。」みたいな感じです。

余談ですが、最近になってやっと「留学に来た!」と思う瞬間がありました。留学開始当初は周りを見る余裕がなく、慣れてきて落ち着いて余裕ができたからだと思います。私が「留学に来た!」と感じた瞬間は授業中です。全部中国語で行われていて、周りにいるのも全員現地の中国人学生の授業なのですが、その授業中にアメリカのドラマを見ました。そのドラマの音声はもちろん英語です。英語音声の中国語字幕。外国語と外国語のコラボレーションを観てこの時初めて、「ああ。私は留学に来たんだ。」と実感しました。

生活も落ち着いて来たので、中国語をさらにブラッシュアップしていきたいと思います。

まとめ

留学に来る誰もが経験するカルチャーショック。私が想像していたものと現実は異なっていました。日本に帰った時に感じると言われている「逆カルチャーショック」。今度はどんな風に感じるのか楽しみにしたいと思います。

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