上海留学日記〜チャイチャイチャイナー

2019年9月〜上海交通大学に1年間交換留学しています。上海の留学生活や中国での生活について紹介しています。

塾講はブラックって本当?実際に1年勤務してみた感想

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塾講師はブラックなのか

今回は大学生にアルバイトとして人気な塾講師の実態についてお話しします。

塾講はブラックと噂されていますが、実際はどうなのか?

私は1年間、個別指導塾で講師として勤務していました。そのときの経験から塾で働くことのメリット・デメリットについてお話ししていきます。

 

 

塾講師アルバイトのメリット・デメリット

私が思う塾講師アルバイトのメリット・デメリットについて実態とともに紹介します。

 

メリット

  • 大きな声を出す必要がない
  • 高校生レベルの内容がわかれば、誰でもできる
  • 生徒と仲良くなれば授業も楽しい
  • 電話対応、保護者対応は社員さんがやってくれるので、メンタル面も楽
  • 表面上の時給が高い
  • 教師を目指している人には良い機会
  • 穏やかな人が多い
  • 基本は座っているだけなので体力は使わない

 

私は大きな声を出したり、怒鳴られたりする体育会系の雰囲気が苦手で苦手で仕方のない穏やかに過ごしたいと思う人間です。私が勤務していたところは、個別指導の塾だったので、大きな声を出す必要はなく、むしろ他のブースで授業を受けている先生や生徒の邪魔にならないような音量で話すように塾長から言われました。これは私にとっては、ものすっごく仕事がしやすい環境でした。

 

「塾講師は優秀な人じゃないとできない」と思っている人もいるかもしれませんが、テキストと答えが配布されるので、高校レベルもしくは中学校レベルの勉強がわかれば、誰でもできます。ただ、やはり勉強を教える立場なので、勉強なんて絶対にいやだ!という方にはおすすめできません。

 

自分が受け持つ生徒とコミュニケーションが上手く取れるようになれば、授業は楽しくなりますし、楽にもなります。最初から上手くいく人なんていないので、安心してください。時間が解決してくれます。生徒と手取り早く円滑なコミュニケーションを取りたい時は、たくさんお話をすること、テストの点数を上げることの2つがあります。

生徒は学校であったことたくさんたくさん話してくれます。授業中に休憩として話をたくさん聞いて、たくさん質問しましょう。

またテストの点数が上がれば、この先生は信用できる!という気持ちが芽生え、どんどん授業や宿題を頑張ってくれるようになります。自分が中学生や高校生の時を思い出してみてください。この授業はこの先生だからしっかり話を聞こうと思った経験が誰しもあるはずです。こうなれば、もうこっちのものです。話を真剣に聞いてくれるようになるので、授業が楽に進められるようになります。

 

 電話対応、保護者対応については塾によって異なりますので、面接の際に確認してください。面接の時に気になることはどんどん質問しましょう。

 

時給についてですが、私が勤務していたところでは(高校生2人で)90分2000円でした。これだけ見ると割の良い仕事だ!と思うかもしれません。しかし、授業外の業務があります。授業準備30分、授業後片付け30分。

結局、2時間30分で2000円です。時給に換算すると800円です。これは果たして割に合うのか合わないのか。

 

言うまでもないかもしれませんが、教師を目指している人にはおすすめです。バイトをしながら実際の教育現場で働くことができるからです。また、教員志望の大学生がたくさん集まっていますので、同志が見つけやすいかなと思います。

 

先ほど大きな声を出す必要がないと書きましたが、基本的には座り仕事なので楽でした。体育会系の居酒屋のように走り回る必要もなく、自分のペースで仕事ができます。また、そのためか穏やかな人が多かったです。私にはとってもありがたい環境でした。

 

デメリット

  • 拘束時間が長い
  • 授業外の業務が多い
  • スーツ勤務
  • 曜日、時間固定シフト
  • 得意科目以外の指導をお願いされることもある

 

拘束時間が長い!長すぎる!私は塾講師を辞めた最大の理由はこれです。時給はいいかもしれませんが、報告書の作成や授業の準備などいわゆる”時間外労働”・”授業外業務(=面談シートの作成や授業計画の作成、講師研修など)”が多すぎます。耐え切れなくなり、辞めてしまいました。ただ、授業外業務については塾によりけりです。ギリギリに来て早く帰れるところもあります。授業外業務の時間をどれだけ削ることができるかが勝負になってきます。 

 

塾講師として勤務する場合、スーツ勤務か白衣支給かどちらかが多いです。私はスーツ勤務でしかも学校帰りギリギリ。大学と家の間の塾だったので家に帰る時間もなく、塾にスーツを置いておき、下はユニクロの黒いスラッとしたズボンを履き、適当なブラウスの上からスーツの上着を羽織るというスタイルで過ごしました。白衣支給のところでは、私服の上から白衣を羽織るので、大学に何を着て行っても問題ないというところが羨ましかったです。

 

勤務形態に関してですが、基本スタイルとして曜日時間が固定されています。これはある面から見ると先の予定が立てやすいのですが、別の面から見ると厄介者の他ありません。授業が入った、試合がある、旅行に行きたいなど事前に相談すれば調整してもらえますが、流石に毎週毎週変更してもらうというわけにはいきません。週1回の勤務ならまだしも週3回〜になると休みにくくなります。

 

また、塾の方針にもよりますが、自分が受け持っている生徒の授業分は全て自分で消化し切らなければならないという地獄のような制裁が待っています。夏休みには夏期講習でコマ数が一気に増えるので、それこそ休みにくくなります。

 

これから塾講を始めようと思っている人へ

私は塾講師を1年間続けましたが、私の性格上とても快適に仕事ができる環境でした。しかし、やはり授業外の仕事の多さに嫌気がさして辞めました。授業外業務が少なければ、快適なバイトだと考えています。友人の話を聞く限りでは、残業がほぼないところもあるようなので、私が思うブラック塾の避け方について持論を展開させていただきます。

まず、塾講師を始める際に勤務の教室選びは本当に本当に重要です!同じグループの系列であっても、塾長の裁量で教室によって勤務条件や環境は雲泥の差です。そのため、安易に応募するのではなく、下調べをしてから応募することが大切です。

 

下調べポイント

  • 夜の塾の明かりが消える時間を確認する
  • 出勤時間、退勤時間の目安を聞く
  • 研修の有無を確認する

すぐに電気が消える塾は、すぐに家に帰ることができる証拠です。夜遅くまで電気がついている場合は、残業(もちろん残業代は出ません)させられている可能性が大です。ちなみに私の塾は夜中の12時まで明かりがついていました☆

 

これは、面接の際に塾長さんに聞くと教えてくれます。教えてもらえない場合は、拘束時間が長い可能性があるので、きちんと確認してください。また、人によって帰る時間がバラバラという答えが返ってくることもあります。それは残業している人がいるということです。一番遅くて何時まで残っている人がいるのか確認しましょう。

 

新人の時は、不安でたまらないので研修制度があることは安心できるのでむしろ良いことです。が、問題はその後です。講師研修という名の研修が頻繁に存在することがあります。頻度は塾によって異なるのですが、休日に出勤させられたり、授業後に1時間ほど研修という名のよくわからない話を聞かないといけないので注意が必要です。

 

1年間勤務した感想

私が1年間勤務した率直な感想としては、「楽、でもしんどい」でした。授業は、最初こそ緊張するものの、慣れてしまえばこっちのものです。楽に授業ができます。しかし、準備のために30分早く出勤し、研修で2時間後に退勤するというのがストレスになってしまい、やめてしまいました。もう一度したいかと言われると「うーん」と悩むところです。

しかし、良い点もありました。数学が苦手で欠点だった高校生の女の子の点数を99点まで引き延ばすことができ、生徒が喜ぶ顔を見るときは本当にうれしかったです。

経験としては、とっても良い経験ができました。しかし、噂されているように「楽して稼ぐ」バイトではありません。向いている人にとっては、天職のようなバイトだと思います。(実際、教員志望の同期は生き生きと働いていましたので....)

 

まとめ

 塾講師のアルバイトはブラックなのか。実際に1年間勤務してみた感想を書いてみました。塾講師は授業外業務さえなければ、私には最適のお仕事でした。塾講師に興味を持った方は一度、アルバイトしてみてはいかがでしょうか。その際は下調べをすることをお忘れなく。